2014年10月12日日曜日

「御ゑん祭」、折り返してしまいました。

秋の夜長、いかがお過ごしですか。今晩は。ナカゴーです。

またもや日付が替わってしまいましたが、本日11日の公演をもちまして、「御ゑん祭」はついに折り返してしまいました。
公演は、残すところ青山円形劇場であと3回、そして水戸芸術館ACM劇場で1回、計4回しかございません。

円形劇場の造りや使い方にようやく慣れてきたところだというのに、もう明後日13日には全てばらして(←片付けて)この場所を去らねばなりません。

記念に一枚、円形劇場の舞台の写真を撮りました。

ちょっと見た感じは、ほぼUFOですね。













写真で見るとよくわかりますが、本当にまんまるな舞台です。これほどまでに円い劇場は、国内ではなかなか無いのではないでしょうか。

試しに【円形 劇場】で画像検索をしてみてください。出てくるのは大抵、この青山円形劇場か、ギリシャやローマの古代円形劇場の写真ばかりです。そして古代の劇場は大体半円形が多いので、ここまであからさまに円盤のような劇場は、他にちょっと見当たりません。
ほぼ360度に観客を収容できるところと考えると、両国の国技館、武道館、各地の野球場などや、「ドラゴンへの道」でブルース・リーとチャック・ノリスが闘ったローマのコロッセオなどが思い浮かびますが、これらはいずれも闘技場であって劇場ではありません。

青山円形劇場はもうすぐ無くなってしまいます。
東京近郊にお住まいの方はこの「御ゑん祭」を見逃したら、今後一生円形の劇場での観劇体験は出来ないかも知れません。
もちろん、私共小劇場演劇の世界に居る者にとっても、これほど正真正銘の円形になった劇場で芝居をするのはこれが最初で最後になる気がいたします。

UFOのようなこの青山円形劇場での残り3公演、一回一回を大切に、気を引き締めて挑む所存です。
皆様もどうぞ、円形劇場が無くなる前に、一度この空間を体験しにいらしてください。
皆様のご来場を、関係者一同心よりお待ち申し上げております。
※申し上げるまでも無いかも知れませんが、無論水戸公演も全力で頑張りますので、お近くの方はぜひお越しを願いたく存じます。

以上、ナカゴーの鈴木がお届けいたしました。

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