このたび他の3団体に加え御ゑん祭に参加させていただくことになりました。
わつぃの所属するMrs.fictionsは(「私」のミスタイプで「わつぃ」となってしまいましたが、折角なのでこのキャラで続けます)、結成7年目にしてまだ単独公演を3度しか上演していないという、動かないことでどうにか生き長らえていくタイプの動物として、この小劇場界をたゆたって参りました。
そんなわつぃ達Mrs.fictionsですが、稽古の写真を撮り忘れる系30代男子3人組なので、今回は過去に撮った写真でお茶を濁していきたいと思います。
左から岡野康弘、今村圭佑、中嶋康太
さて、こんな仲良し3人組の1人であるわつぃでございますが、この御ゑん祭という企画に遠からぬ縁を感じています。というのも、わつぃが芝居を始めたきっかけの一つが、1997年のお正月にNHKで放映された三谷幸喜作「笑の大学」でした。中学3年生のわつぃは、まだ女の「お」の字もニーチェの「ニ」の字も知らずに過ごしていましたが、何故かこの放送はS-VHSで録画していました。
この作品を見たのがきっかけで、高校では、入学当時部員数0人の演劇部に入り、しかし文化祭の時だけしか練習をしない実質コント部として活動をし、どういう訳か浪人時代に改めて演劇を志し、日本大学芸術学部に入学し現メンバーたちと出会うことができました。
左から、岡野康弘、今村圭佑、中嶋康太
この「笑の大学」に出演していたのが今回の企画の発案者である近藤芳正氏であり、上演された劇場が青山円形劇場でした。これをご縁といわずなんといいましょうか。(嘘ですが)今これを書いている手が震えています。
わつぃがスピリチュアル野郎でしたら、白い光を放ちながら「還ってきた」くらいのことは言ってもいい程のご縁を感じているわけなのです。
17年越しの何かを今度はわつぃが舞台上から返すことが出来たらと、そんな思いをふつふつとたぎらせながら、全く稽古日誌にならなかった今日の日誌を締めさせていただきます。
ご精読ありがとうございました。
左から、岡野康弘、今村圭佑、中嶋康太
0 件のコメント:
コメントを投稿